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2007.07.05 叙述トリック
葉桜の季節に君を想うということ 葉桜の季節に君を想うということ
歌野 晶午 (2007/05)
文藝春秋

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先日、学生さんにこの本「ありますか?」と尋ねられて、検索したところ
なんだかおもしろそうなので、私も買って読んでみました。
(上のは文庫本で、単行本は2003年に出版されました)

この「葉桜の季節に君を想うということ」は、

2004年版このミステリーがすごい! 第1位
2004本格ミステリベスト10 第1位
第57回日本推理作家協会賞受賞
第4回本格ミステリ大賞受賞

なんだかすごそうです。

で、読んでみて感想を一言でいうなら

やられた~! (>_<)

って感じ。
その意味はここでは書けません。
これはネタバレ厳禁です。
いわゆる「叙述トリック」系の小説ですね。

いきなり官能小説のような書き出しでぎょっとしますが、あらすじは、自由
気ままに生きる主人公が、知人からある事件の調査を依頼され、探偵を開始
し、そこから悪徳商法とか、保険金殺人とか、いろんなことが浮き上がって
くる、というものです。そのストーリーにはあまり捻りはありません。
「何でこれが各賞を受賞するような小説なんだろう?」という疑問を持ちつつ
読み進めていくと、

!!!!!!!!!

なるほどね!
この本、絶対に巻末の「補遺」を先に読んではいけません。

前に映画と原作の記事で書いた
「小説を読む時は、自分の中で、イメージを膨らませていきます。
 情景を思い浮かべたり、登場人物のイメージを作り上げたり。 」
まさに、この心理をうまく利用した小説です。

あぁぁ、ネタバレしそうで、うまく書評書けない。(^^;)
とにかく読めばわかります~。


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