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2007.06.20 映画と原作
手紙 スタンダード版 手紙 スタンダード版
山田孝之 (2007/04/27)
日活

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見たいと思って劇場で見逃した映画、DVDを借りてきて見ました。

これは、原作を読んでいました。
映画が公開されて、見てきた友人が
「すっごい泣けた~。最後は目を開けていられなかった~」
というので、「え??」と思いました。
これそんなに泣けたっけな。。。。と。
小説では、最後の2ページくらいではウルっときましたが、そんなに泣ける
小説ではなかったからです。
私が感動しない性質ってわけではないですよ。「世界の中心で愛を叫ぶ」を
読んだ時は、体中の水分の半分くらい抜けたんじゃないか、と思えるくらい
泣きましたから。。。3日くらい思い出すだけで泣けました。(^^;)

実際DVDを見てみたら、、、、中程度に泣けました。
映画はやっぱり泣かせるような演出がされていますね。
ストーリーは、殺人犯の兄を持った主人公が、殺人犯の弟ということで世間
から差別を受けながら生きていく姿を描いたものなのですが、読んでいて
とにかく切ない。「差別はいけないよ」ということはどこにも書かれてなく
て「差別はあたりまえのことなんだ」ということが、とてもリアリティを
もって書かれています。それゆえに「泣く」という感情ではなく、なにか
重たいものが胸に響くような感覚でした。それは憤りとか、矛盾とか感じ
つつ、現実に納得しているということなんだと思います。

映画を見てから原作を読む、原作を読んでから映画を見る。
どちらの場合もありますが、原作を読んでから映画を見ると、がっかりする
ことが多いです。小説を読む時は、自分の中で、イメージを膨らませていき
ます。情景を思い浮かべたり、登場人物のイメージを作り上げたり。
実際作られた映画が自分のイメージと違ったら。。。。
映画は、映像がまず視覚に飛び込んでくるから、想像力を働かせることが
少なくなります。なので、俳優さんの演技って重要ですよね。。。
それに、原作を2時間で描ききれない部分もありますからね~。
中には、原作と主題を変えちゃうものあったり!!!

まぁでも、「手紙」はなかなかいい映画ですので、オススメです。
原作の方がもっとオススメです!
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